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Motorsports

WRC uenoラリー・デル・パラグアイ2025が開催

2025. 08. 27

・ 2025年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦が、8月28日から31日にかけてパラグアイ・エンカルナシオン周辺で開催
・ 柔らかい土壌と森林地帯が入り混じる難所で、Dynapro R213が真価を発揮
・ 全カテゴリーで唯一の公式タイヤサプライヤーとして、ハンコックタイヤの技術力が世界の舞台で輝く

2025年8月28日から31日にかけて、FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦「uenoラリー・デル・パラグアイ」が、パラグアイ南部エンカルナシオン周辺の高速グラベルステージで開催されます。ハンコックタイヤは、今大会においても全車両に「Dynapro R213」を供給し、技術力を支えています。

今回のラウンドは、アルゼンチン、ブラジル、チリに続き、南米で4か国目となるWRC開催国としてパラグアイが初登場。19のスペシャルステージ、全長335.22kmにわたるコースは、柔らかいダートと密林地帯が複雑に絡み合い、気候変化によって路面コンディションが一変するなど、非常に過酷な環境が想定されています。

全チームが初めて挑むステージとなるだけに、深い轍や急勾配、全開走行が求められるセクションなど、ドライバーの適応力が勝負のカギを握ります。また、晴天時には視界を遮るほどの粉塵が舞い、突然のスコールによって路面が一変する可能性もあるため、安定したグリップ性能とタイヤの耐久性が勝敗を左右する重要な要素となります。

今回供給される「Dynapro R213」は、過酷なラリー環境に対応するオールテレーンラリータイヤで、グラベルでの衝撃を吸収しながらも、変化する路面に対応した高いパフォーマンスを発揮します。高速走行時にも安定したグリップと正確なハンドリング性能を提供し、外的衝撃への耐性と耐摩耗性にも優れているため、安定した走行性能を保ちます。

前戦「セクト・ラリー・フィンランド」では、「Dynapro R213」を装着したTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ選手が、平均速度129.95km/hという驚異的な記録で優勝を果たし、世界中の注目を集めました。チームメイトの勝田貴元選手とセバスチャン・オジエ選手も2位、3位に入り、表彰台を独占する快挙を達成しました。

このように、毎戦順位が大きく動くWRCでは、マシン性能やドライビング技術に加えて、タイヤ戦略がますます重要になっています。今回のパラグアイ戦でも、世界中のファンがその駆け引きに注目しています。

ハンコックタイヤは、すべてのWRCカテゴリーにおいて公式タイヤサプライヤーとして製品を提供することで、モータースポーツ分野においてのブランドの認知を広げています。同時に高い信頼性と性能が評価されることで、革新と信頼の象徴として、グローバルブランドとしての地位をさらに確かなものにしています。