2025年Hankook上海E-PrixでEVタイヤの性能を発揮 go to main prd

Motorsports

2025年Hankook上海E-PrixでEVタイヤの性能を発揮

2025. 06. 05

・ 上海ラウンド10・11では、マキシミリアン・ギュンター選手とニック・キャシディ選手が激戦を制して勝利
・ GEN3 Evo iON Raceタイヤが多様なコンディションで安定したグリップ性能を発揮
・ フォーミュラEは6月21日にジャカルタへ、アジア最終戦へ突入

2025年Hankook上海E_PrixでEVタイヤの性能を発揮_1

2024/2025 ABB FIAフォーミュラE世界選手権(以下、フォーミュラE)の第10戦・第11戦となる「2025 Hankook上海E-Prix」において、フォーミュラEのオフィシャルタイヤサプライヤーとして大会を支えました。

開催地となった上海インターナショナルサーキットは、長いストレートとタイトなコーナー、さらにはアスファルトとコンクリートが混在する複雑な路面構成が特徴のテクニカルなコース。中国語の「上(shàng/上へ)」という文字をモチーフにしたコースレイアウトが、都会的な景観と相まって特別な舞台をつくり出しました。

こうした変化に富んだ環境の中で、ハンコックタイヤの次世代EVレーシングタイヤ「GEN3 Evo iON Race」は、ドライからウェットまで多様なコンディションに対応し、週末を通して安定したグリップと走行性能を提供しました。各チームに提供された3セットのタイヤは、予測が難しいレース展開の中でも、ドライバーが自信を持って走行できるひとつの要素となったようです。

今回のレースでは、ギュンター選手とニック・キャシディ選手がそれぞれ勝利を収め、見ごたえある展開に。オリバー・ローランド選手はドライバーズランキングで171ポイントを獲得しトップを維持。チームランキングでは、Tag Heuer Porsche Formula E Teamが「Porsche 99X Electric」とともに首位を守っています。

フォーミュラEはこの後、6月21日にインドネシア・ジャカルタで開催されるアジア最終戦へと向かいます。シーズン11もいよいよ終盤に差し掛かり、チャンピオン争いは一層激しさを増しています。ハンコックタイヤはこれからも、電動モビリティ分野における技術と性能の向上に取り組み、モータースポーツを通じて未来への貢献を目指してまいります。

2025年Hankook上海E_PrixでEVタイヤの性能を発揮_2