Motorsports
ハンコックタイヤ、WRCブランドフィルム『Race Beyond Limits』を公開
2025. 03. 05
・ 世界ラリー選手権(WRC)のブランドフィルムを公開
・ ハンコックのラリータイヤが、さまざまな環境下で安定したパフォーマンスを発揮
・ WRCは世界16か国で開催され、ラリー・モンテカルロからシーズンがスタート

FIA(国際自動車連盟)が主催する世界ラリー選手権(WRC)は、F1やWECと並ぶ世界トップレベルのモータースポーツシリーズです。WRCの特徴は、その舞台となる路面の多様さ。舗装路(ターマック)、未舗装路(グラベル)、雪道(スノー)と、各ラリーごとに異なるコンディションで競技が行われます。この度、ハンコックタイヤが独占サプライヤーを務めることを記念してブランドフィルムを公開しました。
2025年シーズンは16か国・全14戦が予定されており、モンテカルロ、スウェーデン、ケニアなど、世界中の厳しい環境下でドライバーたちが競い合います。特に開幕戦のラリー・モンテカルロは、天候の変化が激しく、晴れた舗装路から突然の積雪や凍結路面まで、さまざまな状況に対応できるタイヤでなければなりませんでした。
WRCの極限環境に対応するハンコックタイヤのラリータイヤ
WRCの公式タイヤサプライヤーを務めるハンコックタイヤは、こうした多様な環境下でも安定した走行性能を発揮するラリータイヤを開発しています。
- ・ 「Ventus Z215」(ターマック用)➡ ドライ・ウェット問わず、高速走行時の安定性を確保
- ・ 「Winter i*cept SR20」(スノー用)➡ 雪上・氷上で優れたグリップ性能を発揮
これらのタイヤは、ラリー・モンテカルロのような短時間で気象条件が大きく変わる環境でも、ドライバーが確実にマシンをコントロールできるよう設計されています。
実際、モンテカルロでは乾いた舗装路を走っていたかと思えば、次のコーナーでは雪や氷が待ち構えていることも珍しくない局面があります。その際ドライバーは、刻々と変化するコンディションに対応しながら、タイヤの性能を最大限に引き出す必要があります。
WRCの舞台は世界各地へ
2025年のWRCは、モンテカルロ(フランス)で開幕し、その後スウェーデンの雪道を舞台にした第2戦へと続きます。さらに、
- ・ 第3戦(3月20日~23日):「サファリ・ラリー・ケニア」(アフリカの荒野を疾走)
- ・ 第4戦以降:日本を含む16か国で開催
といったように、各国の特色あるコースで激しいバトルが繰り広げられます。
こうした多様な環境で安定したパフォーマンスを発揮するタイヤこそ、WRCにとって必要不可欠な存在です。ハンコックタイヤは、選手たちが限界に挑めるよう、高性能なラリータイヤの開発を続けています。